30代中盤の普通会社員を旦那に持つ主婦で、子供は小学1年の女の子が1人います。30代前半の時に、60代前半の男性の愛人になったことがあります。その男性は、大手企業の役員の方で、出会いは友達から飲み会に誘われて、その飲み会の席でお酒を交わしたことがきっかけです。その男性は、同い年の妻を持ち、子供は成人していて、3人いるとのことでした。どこから見ても、60代に見えることはなく、見た目はすごく若かったです。大人の男性の雰囲気がめちゃくちゃ漂っていて、すごく素敵で、さわやかな香水の香りがしていました。飲み会の席で初めて会った時からドキドキしっぱなしで、もう、めちゃくちゃ緊張しました。その気持ちがバレていたのか、男性も私を最初から気になっていたと言ってくれました。飲み会の最中は、何度も目が合いました。気になってしょうがなかったです。そして、お開きになる頃、男性が席を立ち、私の隣に腰掛けてきました。そして私にこそっと行ったのです。僕と一緒に僕の部屋に行こう、と。私は旦那や子供がいるにもかかわらず、その時は家族のことなんか頭から消えてしまい、その男性の言いなりのまま、お部屋についていってしまいました。好きで好きでたまらない、というなんだか中高生の時にした恋愛を思い出し、とても緊張もしましたが、どこかで癒される感じもしていました。お部屋は本当に広くて、しかも最上階で、日常ではない雰囲気に流されて、体も心も全て預けてしまいました。本当に素敵な時間で、最高なひと時でした。全てが終わり、我に戻り、自分の家族のことを思い出し罪悪感も感じました。でも自分の人生の肥やしにでもなるのではないか、誰にもバレなければ良いのではないかと思い、その場を去りました。でも次の日も、また次の日も、私はその男性の元へ足を運んで行ったのです。会うのはホテルの部屋でだけでした。そして半年が経った頃、ホテルをノックしようとしたら、ある女性から声をかけられました。そう、その男性の奥様だったのです。奥様は、私たちの関係について、全てお見通しだったと、かなり憤慨されていました。その場でその男性とも口論になり、私の旦那も呼び出し、4人で話し合った末に、裁判にかけると言われてしまい、私はもう、それに従うしかなくなっていました。もう元には戻れない、とても辛い。でももっと辛いのは旦那や、その奥様なのだと言い聞かせてました。時が経ち、旦那は私のことを許してくれると言ってくれていますが、私は何をするにも、罪悪感でいっぱいです。愛人を作ることは良いことではないと私は思っています。自分は良くても、絶対に傷つく人がいる、その傷付く人は、自分が生涯幸せに一緒に暮らすと宣言した相手なのだから。
31才の時 女性 愛人になったが、半年くらいで終わった
