親が古い考えの持ち主で、女は早く結婚すればいいというのが口癖でした。そのため大学進学をする時にも反対をされ、実家からの仕送りは期待できなくなりました。そこで奨学金制度を利用しながら進学をしましたが、それでもお金が足りないので講義が終わったらアルバイトをする日々です。サークルに入る余裕もなく、何とために大学に通っているかわからないと思っていたときに、高収入のアルバイトがあると誘われました。いわゆるキャバクラで働くバイトでしたが、時給が他の仕事と比べものにならないほど良かったですし、ドレスなどもレンタルできるということで始めました。接客することは苦手ではなかったので、入店してから結構早くに売り上げ上位になりましたし、指名も沢山得られました。いつも指名をしてくれるお客様の中で、40代後半の男性はいつも羽振りが良く、比較的紳士的な態度なので好感を持っていました。そのお客さまから愛人にならないかといわれて最初は冗談だと思いましたが、何度も誘われるので、アフターに付き合って話を聞くことにしました。会社を経営していて妻子もいるようですが、君を援助したいと言われたのでちょっと心が揺らぎました。援助という言葉を使っていても結局愛人だからです。ただ毎月手当を出してくれて、マンションも用意すると言われたので、誘いに乗ることにしました。それから毎月の手当が20万円ほどもらえるのでアルバイトは全てやめましたし、住むところも用意されたマンションに引っ越しをしたので家賃は必要ありません。平日に一緒に過ごすことが多いですが、高級レストランに連れていってもらったりブランドバッグを購入してもらうなど、経済面では満足することしかありませんでした。ただその生活も1年ほど続いたころ、急に終わりました。相手が別に愛人をしたい女性を見つけたからといって、手切れ金として200万円をくれたので、マンションも出ました。最後までスマートな人でしたが、結局愛情もわかなかったので、お金で割り切った関係で後悔はしていません。
22歳女、キャバクラのお客さんの愛人になり楽しい生活ができた
