32歳女性 飲み屋で知り合った人と愛人に

30代女性ねねと申します。


若い頃に一度ひとまわり年上の男性の愛人をしていたことがあります。


その頃はお金に困っていて、借金も抱えており、仕事はしていましたが残業をしても生活費だけで精一杯な状況でした。


そのため、借金返済費用を稼ぐために週末のみ飲み屋でアルバイトをしていました。


まったくいかがわしいお店などではなく、お客様へ飲食物を運んだり、洗い物をする仕事だったのですが、そこで愛人となった男性から連絡先を聞かれたのが始まりです。


その人はそのお店の常連様だったようです。


月に一度プライベートで会って5万円ほどお小遣いをいただく、といった関係でした。


食事をご馳走していただき、お小遣いをもらい、帰りにコンビニやドンキで日用品などを買ってもらっていました。


当然妻子持ちの方だったと思いますが、罪悪感からそのようなことはこちらから一切聞いていませんでした。

相手も話してはきませんでした。


お小遣いももちろんですが、日用品を月に一度買ってもらえることもあり、生活はとても安定しました。


ただ常に不安でしたね。


こんなことはダメなことだ、という思いもありましたし、誰かに知られたら、という不安もありました。


相手の方はとても優しい方で、無理なことは言ってきませんでしたし、何かを強要したりすることもありませんでした。


お酒を飲んで話をしているときは、純粋に楽しいな、と思える相手でした。


もちろんだからこそ、愛人になれたのだと思いますが、そんな良い人にお小遣いをもらって良いのだろうか…と悩む気持ちもありました。


夜の仕事と愛人からいただくお金で借金は返済できましたが、愛人をしたことはとても後悔しています。


相手のことは人として好きでしたし、男性としても少し惹かれている部分もありました。


別れは私から伝えましたが、その時はとても切なく、だけど愛人の立場で泣くわけにもいかず、苦しい思いをしたことは忘れません。


最後に多めにお小遣いを、と言ってくれましたが、丁重にお断りをして、最後だから、と私に食事をご馳走させて下さい、とお願いしました。


今思い出してもとても切ない思い出です。


愛人はよほどお互いが割り切れないと苦しいですし、相手や自分に家庭がある場合は特にデメリットが大きいと思います。

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