30歳独身女 彼氏にふられてやっと立ち直ったら悲しい不倫生活

はじめまして。

49歳独身女性です。

一度も結婚した事はありません。


30歳の時、私はお付き合いをしていた男性にふられてしまい、私の気持ちではその頃が婚期だと思っていたのでとても辛く、こんな思いをするならしばらくは一人でいようと思っていました。


そして同じ独身仲間と飲みに行ったり習い事を始めたりジムで体を鍛えたりそれなりに楽しんでいると、独身仲間のA子から、とても素敵な知り合いがお食事に誘ってくれたから一緒に行こうと誘われ出掛けました。


A子が言うには、その人は14歳年上の社長で奥様と子供が3人いるのですが道楽でみんなとワイワイ遊ぶのが好きなんだという事だったので気楽にご馳走になって楽しい時間を過ごしました。


その後、連絡先を交換したので、またお食事やお酒をご一緒しているうちに、だんだん魅かれていきました。


身勝手ですが、私としては真剣なお付き合いをしてふられるより、期待せずに済む既婚者で14歳も年上だけど見た目はカッコよく会話も盛り上がるし何よりも会社の社長で自由になるお金がたくさんある彼と遊びで付き合う方が気楽だと思い付き合い始めたのです。


一人暮らしの私のマンション家賃を毎月振り込んでくれるし週に何度も外食させてくれる。


毎月旅行にも連れてってくれてプレゼントは高価なブランド物や宝石。

ゴルフも教えてもらって夢のような贅沢な生活でした。


ところがそんな夢のような生活はすぐに終わってしまい私は人生を転がり落ちていきました。


彼を本気で好きになってしまったのです。


それからは彼を自分のものにできないストレスから、彼に不満をぶつけるようになり、一緒にいても一人でいるときより寂しくて彼の奥様や子供を憎み、彼が一生懸命私の機嫌をとろうとすればするほど悲しい気持ちで一杯になりました。


私の言動がよほどおかしかったのでしょう。

彼が連れて行ってくれた病院で鬱病と診断され薬漬けの毎日。


会社も辞め部屋に閉じこもって何も手につかずお酒と薬を飲んでは自己嫌悪に陥る毎日でした。


その間の生活費は家賃とは別に彼が20万円を振り込んでくれたので生活の心配はありませんでした。


家族の支えがあり徐々に回復はしましたが彼との溝は深まっていきむなしい日々を過ごしました。


小さな会社で働くことができるようになり、そこで働く事の楽しさを取り戻した私はその1年後36歳になったときにこのまま独身でいるかもしれないのだからと一念発起し自分のお店を出すことにし、それを機に彼と別れることにしました。


まだ大好きだったから別れたくなかったのですが真剣な気持ちで始めるお店を成功させるためには他の事に振り回されてはいけないと思い決意しました。


後から聞いた話ですが最初に彼を私に紹介したA子は彼から不倫をしてくれる女性を紹介してほしいと頼まれていたそうです。


彼に恩を売っておきたかったA子にとっては、私は寂しくて物欲しそうに見えたのでしょう。


私は友達を失い、人を愛する感情を失いました。


でも、自分のお店で好きな仕事、仲間、お客様に囲まれ充実し、とても幸せだと感じています。


つきなみですが、人の不幸の上に成り立つ本当の幸せはないのかもしれないですね。

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